ハタヨガのともしび
January 1, 2018
年末年始の休みは読みたかった本を何冊も読めてホクホク

成瀬先生の本の前書きに
「ヨガの古典を学んでもクラスに活かせない」「新しい、珍しいポーズを指導する方が喜ばれる」というヨガインストラクターからの意見があったことが記されており
それに対しての先生の言葉が印象に残りました。
「経典の学習は自分のヨーガの学びを深めるためにあります」
「ハタ・ヨーガを学ぼうとするものにとって、古典にどのようなことが綴られているかを知ることは、大変な喜びではないでしょうか」
「後代のハタ・ヨーギーたちに何を伝えようとしていたのかを学ぶことは決して無意味ではないと思います」
ただヨガが好きだという思いが、学びの意欲に火をつける。
確かに私も、これまでハタ・ヨーガ・プラディピカーに書かれていることをクラスでお話することもなかったし、記されているマニアックとも思えるハタヨーガの行法を指導したこともありません。
好きなことを学ぶことは楽しいし、心が元気になる。
内容が直接活かせなくても、その好きという原動力は間違いなくクラスに活きるはず。
哲学に限らず、好きなことを学び続けることは簡単ではないかもしれません。
ハタ・ヨーガ・プラディピカーより
ヨーガを破壊する6つの条件
「食べ過ぎ、努力のしすぎ、おしゃべり、戒律への執着、一般の人たちとの交際、不安定な心。
以上の6つはヨーガを破壊する原因である」
ヤマニヤマという、ハタ・ヨーガ・プラディピカーよりも昔のヨガの古典に載っている戒律もについても、それに執着するべきではないと言う。
それがハタヨガの経典に書いてあるということ、知って良かったと私は思いました。
佐保田鶴治先生の根本経典シリーズも読みでがあって良いのですが、成瀬先生の本は素人向けというかやさしく書かれているのが良かった。
おすすめです。
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